● 快進撃を続ける大規模ワイナリーの力強い一本

ネヴァダ州リノにホテルとカジノを持つ夫妻が経営するフェラーリ・カラノは、ソノマとナパに19カ所1400エーカーに及ぶ畑と、赤と白をそれぞれ最良の条件で造るための２つの醸造所を持ち、今も拡大中のワイナリーです。

このカヴェルネソーヴィニョンは、ボルドーに似た気候のソノマ最北端アレキサンダーバレーで育った葡萄を主体に、 別個に発酵させたシラーとプチヴェルドーをブレンドして18ヶ月間樽熟成させることで、果実味豊かでタンニンがしっかりしたバランスの良いワインに仕上がっています。

2009年は比較的冷夏でしたが、収穫を半月遅らせて長期に熟成させることで酸味と深みが増し、当ヴィンテージはWine Spectator誌で89点を獲得しました。