● 三つの熟成法による味と香りの絶妙なバランス

アーテッサはスペインで16世紀半ばからワイン造りをしているコドルニウ・グループによって、1991年にナパの南方カーネロス地区で設立されたワイナリーです。 現在は大手ワイナリー、ベリンジャーの創業者の孫であるベリンジャー氏がワイン醸造の責任者を務め、その片腕として日本人醸造家の中村倫久氏が品質を管理しています。

アーテッサのシャルドネとピノノワールは高品質で例年高評価を獲得していますが、特に2010年のシャルドネはオレンジやパイナップル系の果実味を含んだ芳醇でクリーミーな味わいで人気です。同じワインを新品のオーク樽と使い込んだオーク樽、ステンレス樽に分けて5か月間熟成させて再びブレンドすることで、柑橘系の香りと樽の香りのバランスを保ちつつ、まろやかな口当たりを実現しています。